2月17日(土) 宮崎県立看護大学 高木講堂にて、フォーラムを開催しました。県内こども園職員、メディア安全指導員、乳幼児期・学童期の保護者など276名の参加がありました。
清川氏による基調講演「メディア漬けで壊れる子ども達」、宮崎乳幼児メディア接触実態調査報告、県保育連連盟連合会理事長・小児科医・小児看護学講師によるパネル討論会が行われました。
子どもの将来にわたる健康な育みを願い、乳幼児期に安易にメディアに接触させてはいけないことを再確認しました。
感想(一部抜粋)
・何かこのままではいけない・・・と思っていましたが、本日、話を聞いてより一層その思いが強くなりました。 電子メディアだけでなく、人のぬくもりを与えるのが良い。それが分かっていても、親の意識、働き方、あるいは社会の経済優先の流れの中でなかなか出来ないのがもどかしく感じます。行政レベルの取り組みが必要だと感じます。
・電子メディアの危険、悪影響を、そして今日の講演を親だけでなく小・中・高校生に話をして欲しい。子どもへ生の声で伝えて欲しい。
・メディアは悪。昔は良かったというノスタルジーな空気はまずい。医師・保健関係者ではなく、IT企業の関係者の意見もあればよい。
・パネル討論で、ゲームに入り込んでいる子どもの話が参考になりました。
・スマホ中毒、ゲーム中毒などについても、保護者に沢山伝えていきたいと思いました。
・看護・保育・医師の立場から子どもとメディアの関わりについてお話を聞き、50年前と今の子どもの差(視力・社会でのコミュニケーション力)はもちろんのこと、(我慢すること・挨拶)など基本的なことが劣化していると知りました。保育士としてもこれからの育児としてもメディアから使われるのではなく、メディア制限やノーメディアなど使いこなすことを意識していきたい。
・討論会が良かったです。現状の親の子への関わり方がわかり、何を伝えていくべきか考えました。